top > fetish parts > 下手なホックの外し方

高層ホテルのエレベーターが急上昇して高鳴る耳と胸
手にした鍵とプレートのぶつかる音
そして絨毯の廊下を踏み締める二人の足音だけが暖色の静寂に響く
鍵を差込みドアを押し開き暗闇の隙間へ二つの影が吸い込まれ
その中で景色の明かりを頼りにパンプスの音が窓辺へ向かう
遥か下方に見える町の欠片は小さく精密な箱庭の様で
海を挟んで対岸の街頭が闇夜に浮かんだ炎みたいに揺れ動いている
月光に白く縁取られた小さな背中が世界に見とれている内に
オーシャンヴューの部屋に橙色の灯りを灯した
グラスに冷たい水を注いで乾いた喉を潤しながら
セミダブルのベッドへ二人で腰掛け
他愛の無い笑い話をして少しだけ沈黙が続いた後
寝そべりながらはしゃぐ薄着のうなじに腕を回して長めの髪を撫でる
呼吸の音だけが部屋を支配して行き
そのまま向かい合う様に自分の上に抱き寄せ
大小二つの掌を合わせ指を絡めて少し強めに握り締め
微かに香るシャンプーの匂いに酔ったり
青光りする黒髪の指通りを楽しんだりして
じゃれあっている内に抱いた背中は薄っすらと汗ばみ
ゆっくりシャツの中に手を忍ばせると
胸を覆った下着を留める場所へ辿り着いた
「あれ、全然外れない…」
両手を使っているのに下着を上手く外せなくて
苦笑しながら困っている姿を見て可笑しそうに笑いながら
「少し強く力を入れながら留め具を交差させてホックを外すの」
慣れない動作に戸惑って少し意地になりながら
言われた通りにしていると少ししてやっと外れるようになり
そうこうしている内にお互いすっかり汗をかいてしまった
「汗かいちゃったし、お風呂入ろうか。」
そう言いながらホックを付け直すとめくれ上がったシャツを元に戻す
「そうだね」
バスルームから響くシャワーの音をBGMに
僕はつまらない深夜番組をぼんやり眺めていた
モニターの中で女の子がチョコレートを作っている
そういえば今日はそんな日だったなと思っていると
ドアが開いて髪が湿ったままの紅潮した表情が顔を出す
そして今度は僕が浴槽のバルブを捻り入れ違いになる
温まった体でバスルームを出ると待ち疲れたのか
セミダブルベッドの隅ですっかり乾いた頭を横に枕を抱いていた
窓辺の机に見慣れない紙袋と
女の子らしい可愛いラッピングの施された容器が置かれている
「出たよ」
小さな声で囁いてみるとちゃんと起きていたみたいで体を起こし
机の容器を取ってベッドに座った僕に手渡しでくれる
「これ…ちょっと形崩れちゃったけどね」
「ありがとう」
ありがとう…ありがとう…
舞い上がり過ぎてありがとうばっかりしか言えなかった
その後少し夜風に当たりながら静かな海辺を散歩して
部屋に帰って来た頃には海の向こう側の空が少し赤みを帯びていた
「そろそろ寝よっか」
そう言って布団に潜り込んでパリッとしたシーツに身を包む
カーテンを閉めて灯りを消した暗い部屋でもう少しだけ
他愛の無い話に花を咲かせやがて本当の沈黙が訪れる
もう一度だけ腕を背中に回してそっと身体を抱き寄せる
お互い目を閉じたまま深いくちづけでぎこちなく舌を絡ませ
シャツの下に忍ばせた右手で肌を撫でながら下唇を軽く歯で挟むと
荒い息を吐きながら敏感に反応してくれる柔らかくて熱い肌
舌同士で探り合いながら背中のホックを外し
初めて下着の下に掌を滑り込ませると熱くなった乳房を包み込み
重ねた唇の間から熱い吐息を漏らす度に喜びを覚え
よく解かるまでに硬くなった突起に触れて唇を求め合い
その熱い呼吸が寝息に変わるまで抱いたまま髪を撫でていた
カーテンの間から差し込む陽射しは
町を歩く僕等に降り注ぐそれより真っ白で
それはヴェールみたいに半透明の帯になって
今し方眠りについた白く柔らかい頬を更に真っ白に染めた
洗い立ての髪の優しい匂いに包まれながら
愛おしい姿を眺めていたら
知らない内に淡い眠りへ落ちていた
時計のアラームで目が覚める
「おはよう」
「おはよう」
訳も無く笑い合ってもう一度くちづけ
長かった冬の日が黙ったままで終わりを告げて
二人の間をそっとすり抜ける春の兆し
なんだか今日はとても暖かい
「約束したもんね、ちゃんと"連れて"行くって」
そう言って指の間に指を絡めて手を握る
高層ビルを背に手と手を繋いで歩き出すパンプスとスニーカー
やがて曇りだったのが嘘みたいに晴れ渡った表情の空が顔を出し
窓の大きい電車に揺られる二人の前には
眩しい陽射しを乱反射させて輝く海が広がっていった
- 2006/02/17(金) 04:56:48|
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Leah DizonLeah Dizon2Leah Dizon3double youLeah Dizon4Leah Dizon5beauty eggLeah Dizon6Leah Dizon7hips blog時刻を告げるチャイムの音
気だるく廊下のロッカーを閉める
もう授業には間に合いそうに無い
自然に爪先は教室とは違う方向へ
きっとまたあの部屋でサボってる彼女に逢いに
ドアを開くと
見慣れた茶髪の子がソファの上で寝転がりながら雑誌を読んでいる
静かにドアを閉めて向かいの椅子へ座りカバンを下ろす
リボンで長い髪をまとめた彼女は校長の娘なのに札付きの問題児で
いつもこうして誰も来ない部屋で授業をサボってる
指を舐めて雑誌のページをめくる仕草に見とれていると
いつも読んでるのは音楽雑誌なのに
今日は珍しくファッション雑誌なんか見てる事に気付いた
「君にも女の子みたいな趣味があるんだね」
「知らなかった?一応女の子なの」
こちらを一切見向きもせずにあしらわれてしまった
少しムカついたので傍に行って雑誌を横取りすると
真剣に読んでいた記事を読み上げてやった
「片思いしてる彼を虜にする黒魔術のおまじない・・・
まずは彼の髪の毛を一本手に入れて・・・
君って結構根暗なんだね・・・」
すると急に目を丸くして必死に雑誌を取り上げようと
手を伸ばしてきた彼女とじゃれている内
僕を押し倒す感じでソファの上に倒れ込んでしまった
「ごめん、ふざけ過ぎたね」
謝って本を返すと同時にプツンッと頭に軽い痛みが走った
「この毛で試してみるか」
全く予想してなかった行動に戸惑って固まっていると
顔が近づいてきて僕はその大きな瞳に捉えられてしまった
口の突起が一瞬だけ重なってすぐ離れる
顔を引く瞬間に髪留めのリボンを引いて結った髪を解くと
下敷きの僕の顔に長い髪が覆い被さってきた
そしてまた髪の中から暖かい体温が唇に重なってくる
突然授業が終わるチャイムの音
ふと我に返って彼女の下から抜けるとカバンを取ってドアに手をかける
「またね」
初めて見る優しい表情にまた見とれてしまったが
次の授業に間に合わなくなるのでそれを振り切ってドアを出ると
ある事を思い出してまたドアを開け部屋の中へ
「今夜友達のパーティーに呼ばれてるんだけど一緒に行かない?」
彼女はまた目を丸くしてこちらを見つめるとすぐ嬉しそうな表情になって
「行く」
とだけ返事をした
いい加減間に合わなくなるので待ち合わせ場所と時間を約束し
ドアを出ると廊下を猛ダッシュ
通りすがりの教師に後ろで怒鳴られながらも
なんとかチャイムと同時に教室に着くことが出来た
結局浮かれ過ぎたお陰で授業には一切身が入らなかったけど
紅く色付き始めた街路樹みたいに
退屈な毎日が鮮やかに輝き始める瞬間を確かに感じていた
Leah Dizonが余りにも素敵なんでつい妄想が爆発しました。たのCCCCCCC。
というか更新サボっててごめんあさいww
不定期更新に変わりは無いんですけどもう少しまじめにやらせて頂きますはい・・・すいません・・・。
今度ともよろしくお願いします。。。
- 2005/11/10(木) 12:59:59|
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高樹マリア高樹マリア2高樹マリア3夏川純のお尻高樹マリア4高樹マリア5高樹マリア6EroGraphのお尻僕は貴女の下僕
跪き足の指へ下を這わせて綺麗にしましょう
だから冷たくあしらわないで
蔑むようなそんな目で見下ろさないで
外では対等なフリをしましょう
同じ歩幅で並んで並木道も歩きましょう
だけど一歩でもこの部屋の中に入ってしまえば
僕は赤い首輪を付けて四つん這いになり
決して貴方と同じ目線で見つめ合う事のない
従属者と主人の関係に戻るのです
さあ剥げた紅いマニキュアを塗り直しましょう
どうぞ白く長い御御足をお向け下さい
外は冷たく強い向かい風が吹いていて
その中を歩いたのでさぞ疲れた事でしょう
ベッドに腰掛けて御くつろぎになって下さい
貴女には紅いルージュが良く似合う
プレゼントして下さったこの首輪
貴女の好きなローズカラーのこの首輪を嵌めながら
今はベッドで小さく寝息を立て始めた貴女の手の甲に口付け
目が覚める頃には温かいスープを枕元へ置いておきましょう
おやすみなさい愛しき人よ
- 2005/10/25(火) 08:57:11|
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